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中国茶ミニ知識
中国茶は、木の種類、発酵度などにより、主に下記の6種類に分けられます。
緑茶 リュウ・ツァー
葉を発酵させない為、摘み立ての葉の清々しい香りが生きています。
お茶の故郷の中国では、緑茶が主流です。味を重視する日本茶に対し、主に、窯で炒る製法を用いて青いフレッシュな香りを引き出しています。緑茶は、鮮度が命。中国には、春・夏・秋と年三回茶摘がありますが、その中でも春摘みの緑茶はとりわけ香り高く、ビタミンC、カフェインもたっぷり。朝の目覚めにうってつけです。
龍井茶(ロンジン・ツァー)・黄山毛峰茶(ホワンサンマオフォン・ツァー)
白茶 バイ・ツァー
茶葉が持つ優雅な資質を自然の力を借りて引き出しているのがこのお茶。
芽が大きく育つ特殊な茶樹の新芽や鮮茶を日にさらし、葉脈が少し紅く色づいたら、炒ったり揉んだりしないで作ります。湯色淡く橙黄色で、味はかすかに甘く刺激なく、蘭の花のような軽い発酵香に特徴があります。春摘みの新鮮なものほど香りが良いのは緑茶と同じです。脳・細胞・内臓の緊張をとくといわれる白茶は、仕事の合間のティーブレイクに最適。
白牡丹茶(バイムーダン・ツァー)・白毫銀針茶(バイハオニンシン・ツァー)
青茶 チン・ツァー
葉の新鮮な香りと熟した香りを同時に楽しもうという欲張りなお茶です。
完全に育った葉を摘み、日に干して軽い発酵香を引き出します。発酵を止め、よく揉んでかたちを整え、最後に乾燥して、香り高く仕上げます。この行程は多様で入念、発酵の度合いに幅があるものの、あくまで半発酵。発酵させようとしてさせないところに製法の神髄があり、それによって独特の芳ばしさが生まれます。寝かせることで味わいまろやかな古茶に生まれ変わるものもあり、陳茶(チュン・ツァー)と呼ばれています。
烏龍茶(ウーロン・ツァー)・岩茶(イエン・ツァー)・水仙茶(スゥイシェン・ツァー)
紅茶 ホン・ツァー
『紅茶紅湯』紅い葉・紅い湯で全熟した葉が醸し出す渋味やフルーツ香を楽しむお茶です。
紅茶から東洋を連想しにくいかもしれませんが、元は中国がルーツ。宋の時代にすでにその製法が考えられており、やがてボヘア(武夷茶・青茶)が大海を渡り、これが後の西洋の紅茶ブームの引き金になったのです。葉を砕きブレンドすることが多い紅茶も、中国では伝統に従い、そのほとんどが元の葉の姿のままです。淹れた紅茶にレモンもミルクも砂糖も加えずに、カップの中で元通りに開く葉を眺めて飲むのが王道です。
祁門紅茶(チーモンホン・ツァー)
黄茶 ファン・ツァー
『黄茶黄湯』茶葉が黄色で湯色も黄色にでるので、黄茶。
幽玄な香りを楽しむお茶です。緑茶のようにフレッシュさを残した茶葉を高温多湿のところに置いて、軽く発酵させて作ります。その為か、フッケン茶のような香味も感じますが、それはたとえようもなく深く、甘く、優しくもっと繊細、このお茶がわかるようになればかなりのお茶通といわれます。新芽を使ったもの、若葉を使ったもの、生育葉を使ったものとあります。
君山銀針茶(チュインサンニンツン・ツァー)
黒茶 ヘイ・ツァー
老熟した複雑な香りと味を持ったお茶です。
その深みのゆえんは、ワインのように一種の麹菌で意図的に発酵させるところにあります。お茶として仕上げた茶葉を高温多湿のところに長期間寝かせます。茶葉は微生物の力で成分が分解され、深い熟成した香味を生みます。散茶(リーフティー)のほかに、塊のお茶が様々にあり、体の中を洗い清める効果があります。産地の気候風土で微生物も違い、味わいも少しずつ異なるものがまた楽しいところです。洗茶して茶を目覚めさせ、熱湯で飲むのが決まりです。
(プーアール・ツァー)

ほかには、以上のお茶に花の香りをつけた花茶や茶葉を花のような形に加工した加工茶があります。

花茶:
菊花茶(ジューファー・ツァー)・(メイクイファー・ツァー)
桂花烏龍茶(グイファーウーロン・ツァー)
加工茶:
緑牡丹茶茶

お茶を入れるコツ
茶葉の量: 茶葉の量は多めがセオリー。
一人分3gを目安に、かさのある茶葉は多めに、ほうじ茶を入れる要領で調節しましょう。

湯の量: 小さな杯で少量を飲む時は、一人分50cc、たっぷり飲む時は、一人分150ccを目安に、注ぎ足りないことや注ぎ残しのない湯量で淹れましょう。あくまで控えめの湯量で入れるのがコツです。

湯の温度: 香りは熱湯を使うことで醸し出されます。
ただ、茶葉によって最適湯温に多少幅があります。緑茶は80℃前後、青茶・黒茶は沸騰湯を使います。フッケン茶(プーアール・ツァー)などの黒茶は必ず洗茶をしてください。

蒸らし時間: 芽の多い白茶や高山茶は抽出に時間がかかり、烏龍茶、フッケン茶は比較的早く出るというようにお茶の種類によって差があります。
蒸らし時間が足りないと香りに欠け、遅すぎると苦味・渋味が出てしまいます。
3〜7分を目安に茶葉がゆっくり心地よく開くのを待ちましょう。
途中で急須を振ると濁りの原因になるので要注意。

注ぎ方と飲み方: 急須の中で茶葉を動かすために、湯は低いところから徐々に高く持ち上げるようにして注ぎます。
杯には低い位置から均等になるように往復して注ぎます。
最後の一滴"ゴールデンドロップ"は主賓の杯に入れ、一煎目で香り、二煎目に味と香り、三煎目で味を楽しみます。

さあ、これらのことを踏まえて、美味しい中国茶を淹れて、至福の時を味わいましょう。
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