茶葉の量: |
茶葉の量は多めがセオリー。
一人分3gを目安に、かさのある茶葉は多めに、ほうじ茶を入れる要領で調節しましょう。
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湯の量: |
小さな杯で少量を飲む時は、一人分50cc、たっぷり飲む時は、一人分150ccを目安に、注ぎ足りないことや注ぎ残しのない湯量で淹れましょう。あくまで控えめの湯量で入れるのがコツです。
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湯の温度: |
香りは熱湯を使うことで醸し出されます。
ただ、茶葉によって最適湯温に多少幅があります。緑茶は80℃前後、青茶・黒茶は沸騰湯を使います。フッケン茶(プーアール・ツァー)などの黒茶は必ず洗茶をしてください。 |
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蒸らし時間: |
芽の多い白茶や高山茶は抽出に時間がかかり、烏龍茶、フッケン茶は比較的早く出るというようにお茶の種類によって差があります。
蒸らし時間が足りないと香りに欠け、遅すぎると苦味・渋味が出てしまいます。
3〜7分を目安に茶葉がゆっくり心地よく開くのを待ちましょう。
途中で急須を振ると濁りの原因になるので要注意。
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注ぎ方と飲み方: |
急須の中で茶葉を動かすために、湯は低いところから徐々に高く持ち上げるようにして注ぎます。
杯には低い位置から均等になるように往復して注ぎます。
最後の一滴"ゴールデンドロップ"は主賓の杯に入れ、一煎目で香り、二煎目に味と香り、三煎目で味を楽しみます。
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さあ、これらのことを踏まえて、美味しい中国茶を淹れて、至福の時を味わいましょう。 |